ご挨拶:訪れたい場所株式会社について
大切な人たちの、訪れたい場所をつくりたい。
そんな思いが一番初めに出てきたので、そのまま会社の名前にしてしまいました。
訪れたい場所をつくるために行うことは、たくさんあります。
どんな仲間とやっていくのか、チームと体制づくり、事業計画策定、ブランディング、空間づくり、プロモーション…
それらの全てを紡いでできる「空気」こそが、訪れたい場所をつくる秘密のスパイスなのだと思います。
なんとなくおしゃれとか、流行っている雰囲気とか、そういう事に加担するつもりはありません。
他にもありそうな、何かをコピーする事にも私たちは興味がありません。
その土地に住む、その場所の歴史や文化や思いを大切に形にしていきます。
共同経営者である大山と古長谷は生きてきた道も、得意分野も全く異なります。しかしながら、その中で共通して最も大切に思うことは、持続的改善ができる機能を入れておくことです。
「生物と無生物のあいだ」曰く、人間の体は分子レベルでは1年で完全に入れ替わっているそう。変わり続けることで生きているわけです。
日光東照宮の「陽明門」、柱の一本をわざと逆さにしています。これは、完成されたものは壊れていくという考え方からだそう。
固定しないことで生き続ける、あらゆるものにそれは取り入れられていると思います。
「改革だ」「変えてみせる」といった、受け手によってはストレスを感じる行動スタイルではなく、訪れたい場所をつくりたいから、心地の良い環境を維持するために、持続的改善機能を備えたものをつくりだす。
そんなことが私たちの使命だと、勝手に思っています。
2018年11月1日 代表取締役社長 大山詠司 古長谷莉花